往時のRA900-Pが化けて出た(を。
…というのは、これに遭遇してまず口から出た言葉だった。
JRバス関東の企画モノで、当時の国鉄ハイウェイバスのリバイバルカラーの車が走っていたというのをまずこの時点で知らなかったから、まず何やねんコレ?!から始まって、これ(日野の青いの)があるなら、(日野の)赤いのと、ふそうの青いもあるのか?!ということまで思い巡らした記憶がある。実際これらの組み合わせは全部実在するらしいのだが…というのは、実車は1年経って未だにこれだけしか見てないからだ。最悪もとのカラーリングに戻されて目にすることすら無いかもしれない。
この企画は正式に採用された「青いつばめ」のと、試作車時代の「赤いつばめ」の2種類あって、感心したのはちゃんとメーカーもトレースしてるって言う点。赤いのをふそうにしたらそれだけで突っ込みどころになるだろうが、赤いやつはちゃんと日野(の2012年式のセレガ)にほどこしてある。赤い試作車は日野のクルマ(RX10P)だから。
一方、青いのはふそうと日野の2種類で、これまた当時をちゃんとトレースしている。従ってふそうB906Rはエアロエースで化けて出ている。
が、その運用が昼行の東北やら東関東方面がメインらしきが故に、今に至るまでこの1台にしか遭遇していない…とか、ある種日野の高速バス車両として肝心(?!)な赤いのを未だ見ていない…とか、その由来が東名名神にあるにもかかわらず、このクルマをその系統で見た例がないのはどうよ…とか、思うところはいっぱいの企画ではあるが。
特に赤いのを青春昼特急で走らせたら面白いとは思うのだが…。
とあるイベント帰りで三宮行きに乗るために八重洲南口に向かった際に遭遇。